スルフォラファン

スルフォラファンというのは、ブロッコリーの新芽に含まれる強い抗酸化力を持つ物質です。

アブラナ科の野菜にはカロテノイドやフラボノイドの他にもイオウ化合物など、ファイトケミカルというものが多く含まれています。

特にブロッコリーの新芽には、成熟したブロッコリーの20〜50倍のスルフォラファンが含まれているそうです。ヒトのからだというのは、本来、体内に取り込まれた発ガン性物質を無毒化して、体外に排出する解毒酵素というものが存在しています。スルフォラファンというのは、この解毒酵素を活発化させる働きがあるようです。

スルフォラファンは、強い抗酸化作用を持っているだけではなく、体内の解毒酵素を活性化させることで、肝機能の向上にも寄与するそうです。抗酸化作用としては、抗酸化物質とは異なるようで、長時間作用するという特徴があります。

スルフォラファンというのものには、DANを守る酵素の分泌を促す働きや、ピロリ菌を殺す作用、紫外線から目を守る作用などがあると確認されているとのことです。さらに、ペプチド類の一種であるグルタチオンの生成を促して、解毒や抗酸化作用をサポートします。

細胞分裂を活性化させて、新陳代謝をサポートすると考えられています。スルフォラファンは食事から摂るのがいいそうですが、サプリからの摂取も可能です。サプリでとる場合は、医薬品との相互作用があるそうですので担当医師に相談する方が良いでしょう。

                      

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