こんにちは、管理人のサイトーです。キノコご飯、なめこおろし、キノコ汁など、キノコバターなど、「キノコ」は、旨みがたっぷりで、てんぷら、炒め物、サラダなど、どんな料理法にも応えてくれる万能な食材です。食物繊維もたっぷりで、栄養面でも優れています。
種類によってはサプリメントに使われるキノコもあるんだとかで、キノコ好きな私がサプリメントに興味を持ったのもそれがきっかけでした。保存も冷蔵庫に入れておけば、数日間は日持ちしてくれるので、常備菜としては優秀な1品です。「常備菜」とは言いましたが、「キノコ」はお野菜の仲間ではなく、「菌類」という分類に分けられる、動物でも植物でもない生物に属するのだそうです。不思議な生物ですね。
「キノコ」のフォルムは、個性豊かで、キノコ図鑑をみていると、1日中飽きずに眺めていられます。
先日、キノコ図鑑の中に、「じゃがいも」をみつけたので、よく観察してみたところ、「ジャガイモタケ」と呼ばれるキノコでありました。味は、「じゃがいも」ではないようで、食用にも向いていないようなのですが、森や山道でみかけたら、思わず「じゃがいも」だと思ってポケットに入れてしまいそうな姿形をしています。
もし「ジャガイモタケ」が、スーパーに並んでいたら、おそらく毎日数人は、「じゃがいも」と間違えて購入してしまうのではないかと思うくらい「ジャガイモタケ」と「じゃがいも」はそっくりです。
キノコの世界は、本当に自由な自己表現で満ち溢れていて、まるでアーティスト作品のような奇想天外な生き物ばかりです。「虫草」などとも呼ばれる、冬虫夏草は、虫とドッキングした合体型キノコですし、ツチグリの種類は、本当に「栗」が土の中に落ちているようにも見えます。
また、青いきのこと呼ばれる「ソライロタケ」の仲間は、宇宙キノコ?と思うほど、ファンタジーな「キノコ」です。
今晩も、晩御飯には冷蔵庫に眠る「キノコ」たちを、お料理しようと思いますが、あの「キノコ」たちから見たら、人間の私達も、多種多様なキノコたちのように奇想天外な生き物なのでしょうか。冷蔵庫の「キノコ」たちと、おしゃべりしてみるのも楽しいかもしれません。